張智成に会いに行く！台湾一人旅メモ（2007年11月3日〜5日）

無理しても、お金つかっても、行ってよかったと思う。心からそう思う。

私は高校時代に当時心ときめかせていたイギリスのFIVE（ファイブ）というボーイバンドが名古屋でイベントをやったことがあり、そのチケットも当選して手に入れておきながら、名古屋までの交通費が足りず、親に掛け合っても受験生がバカなことを・・・ともちろん数百円のことだけど出してもらえず、なくなく諦めたことがありました。（だから貯金は大事だよね。わずかでもあるとないのとでは違うんだから。）

今でもあの時生FIVEを見れなかったことを後悔し続けて生きています（笑）。

だから、行けるのであれば、時間と資金が許すのであれば、そして自分の情熱がそれ以上に達しているならば、日本を飛び出してでもライブを見たいと常々思っています。（そうそう実現はできませんけれどね。。。）

今回、本当に運良く張智成（ゼット・チャン）のミュージカル「我要成名」のチケットを押さえることが出来、さらに休みもなんとか取れ、飛行機も深夜着じゃなくて夕方着の便が押さえられ、うまいこと条件が揃いました。

では、では、
私の二泊三日の時計とのにらめっこでもあった台北滞在をメモしていくとします。

■2007年11月3日（土）文化の日　【1日目】

中部国際空港（別名：セントレア）に10時半頃到着。

ついつい気があせってすぐさまチェックインを終えたのですが、まるっと二時間時間が余ってしまったので、スタバで抹茶クリームフラペチーノを買って、ロビーで搭乗を待ちました。その間、Anzuさんにメールのお相手をしてもらったり（ありがとう♪）、友だちに今から旅に出ることやドラゴンズ優勝セールの状況を聞いたりしながらあっという間に過ぎ、ちょっと遅れて13時頃、噂のキティちゃんジェット（エバー航空）に乗り込みいざ離陸。席は満席で、日本人ツアー客以上に台湾人ツアー客の団体さんでいっぱいでした。

私の隣の席には、学生さんを引き連れて学会（？）へ行くという大学教授の先生。とっても無口な先生でしたが、理系はそういう先生が多いのかなぁ？文系の教授と言ったらおそろしくおしゃべりな人が多いと思うのは気のせいかしら？

それはさておき、機内はシート等は普通ですが、トイレのトイレットペーパーから何から何までキティちゃんづくし。キティラーはさぞうれしかろうに♪

↑機内誌もキティちゃん。

↑極めつけはキティちゃんの歌が流れるの〜。日本語で。

↑貸し出されるヘッドフォンの袋もよ〜く見るとキティちゃん！

↑セントレアの空は快晴！！この冬一番の寒さだったみたいで、結構寒かったんだけどねぇ。しかし、空港って何度行ってもワクワクしちゃうものですね。早くまた行きたい〜！

↑機内食もキティちゃん。しかし、チキンか魚か？という空姐の中国語でしょっぱなからつまづき、結局「魚」が分からず、英語で言いなおしてもらってしまいました。基本中の基本です・・・（汗）。

このお魚（何のお魚？）の煮つけ、なかなか美味しくいただきました。

さて、機内食に恒例の台湾ビールを頂き（昼間っから飲むなって？飲んだ内には入らないよね）、あっという間に台湾に到着。早くにチェックインして荷物を預けたせいか、今度は荷物が出てくるのが本当に遅くて遅くて、そこで結構時間をくってしまいました。さらに、エバー航空にチェックインする時、桃園空港から台北市内までのエバー航空のエアポートバスの無料チケットをもらったのでそのチケットを使って市内へ行くことにしたのですが、このバス、なかなかやってきません（汗）。そして、目的の台北駅（あるいは善導駅）は経由しないという曲者。う〜ん、ありがたいんだかそうじゃないんだか。

↑エアポートバスに乗って移動中。夕暮れてきて、こうやってみると一見日本の風景にも似ている気がするんだけど、よ〜く見ると南国の木々だったりするんですね。

さて、MRT「忠考新生」駅でエアポートバスを降り、しばし迷子になりながらMRTの乗り場へ降り、隣の駅「善導寺」駅まで乗り、今回の宿「家美旅店」へ。駅の1番出口から歩いて3分程のところにあるビジネスホテルです。前回1月にAnzuさんと泊まった時になかなか良かったので、今回は一人だし安心して泊まれるように、とここにしました。いつも通り「旅旅台北」で日本から予約・支払を済ませてスタンダードなシングルに2泊しました。バスルームには湯船こそないけれど、お部屋もそこそこ広く、そしてやっぱり日本語も通じるし、フロントも一度顔を見ればみんな覚えてくれるので安心感がありました。やっぱり次も一人旅だったらここに泊っちゃいそうだなぁ。

↑ね、結構広いでしょ？

↑なにがなんだかわからないでしょうけれど、バスルームです。

さて、荷物をホテルに置いて、まずは何をおいても明日（11/4）のミュージカルのチケットを引き換えてこなくては！と台北駅までお出かけです。時刻は夕方5時半頃なのですがもうすっかり夜になっていました。ホテルから徒歩で10分くらいで台北駅まで行けます。

↑左に見える高いビルが新光三越です。右が台北駅（鉄道の方）。

↑左が暗くてわかりずらいですが、「国父史跡紀念館」です。

↑観に行くミュージカルの広告が地下街にドカンと出ていました！きゃっ☆

MRT台北駅の地下8番出口近くに「誠品書店」があります。上記写真もその本屋の脇の広告なのですが、お店には入らず、通路側からカウンターに訪ねて、WEB予約＆支払をした際に発行された予約No.の紙（控えたメモでも可）と支払時に使用したクレジットカード（これを機械で読み取って情報を呼び出すので必須）、パスポート（WEB予約の際も外国人はパスポート番号が必要）を渡し、発券してくれます。パスポートを見て日本人とわかったからか、最後に「ありがとう！」と日本語で店員さんに言っていただき、無事チケットをゲット！予想以上に簡単に引き換えることができました。

↑これがミュージカルのチケット。すごいでしょ、すごいでしょ！一列目の4番なんですよ〜。WEB予約時に自分で座席を選ぶことができます。こんないい席が予約できるなんてステキすぎっ！

さて、無事チケットも引き換えることができたので台北駅の地上に出て北方向に歩いて20分位のところにある「華陰街」という通りに向かいます。

ここには漢方のお茶で有名な「苦茶之店」（チェーン展開しているみたいで市内あちこちにあるみたい）やサンリオショップ（ここで1ダース20個も入っている小さなサンリオの漢字付スタンプを買って、ばら撒き土産にしました）、原住民ショップ（あるはずなのに閉まっていたのか行けず仕舞い）などの他に、アクセサリーの問屋などがあります（あまり安い印象ではなかったけれど）。

まずは「苦茶之店」へ。

↑メニューの写真を見て適当に頼んだら、なんと暖かいお汁粉に蓮の実が入ったものでした。これを食べたが最後、お腹が膨れてしまって私の今夜の食事となりました。う〜ん、ショウロンポウが遠ざかってゆく〜〜〜。

↑「華陰街」からさらに北上するとカルフールがあるはずなので、夜道を歩きます。途中配線グッズを売るお店や電飾を売るお店などの通りを通りながら、寧夏夜市に辿り着きました。観光客の姿はほとんど見えず、腕からものすごい迫力の刺青を見せる強面のおっちゃんが麺をすすっていたり（笑）、家族や友だち同士で夜ご飯を食べに来ている市民でごった返す夜市でした。私はお腹も膨れているし、夜市でなかなか食べるものが決められない性質なので、通過するだけです。