デンマーク語ことはじめ


今日、名古屋の丸善へ。デンマーク語の単語集を買おうと勇んで行ったのに、こちらの『自習デンマーク語文法』(山野辺 五十鈴編著、大学書林、昭和61年9月20日、第1版)を見つけてしまい、悩みに悩んだ挙句にお買い上げ。何事も「やりたい!」とスイッチが入ったら、流れを止めることなく進むべき・・・と散財にならぬよう自分をいましめつつ、1冊3,465円の出費でした。ああ、高いような、安いような。しかし、平成22年の今、昭和61年の初版が店頭に並んでいるほど、デンマーク語は日本では需要が殆どないのでしょうね。私もいままで生きてきて、デンマーク語に出会ったことがないし(もしかして知らずと出会っているかもは知れないけれど)、デンマーク人やデンマーク語を話す人と自然に出会ったこともないし。ただ、洋楽のアイドルが好きで、アメリカから始まって、イギリス、ロシア、ヨーロッパ各国、台湾、中国、マレーシア・・・と好きなアーティストを辿っていくと、意外とデンマークのプロデューサーや作曲家に突き当り、日本でも知られているバンドのマイケル・ラーンズ・トゥ・ロックや大好きなBryan Rice(ブライアン・リース)などのアーティストにつながっていく。ただ、彼らの多くは英語で歌っていたり、自分達の動向をサービス的に英語でも発信してくれるので、それほどデンマーク語を知らないと得られない情報も少ないかなと感じていたのですが、やはりファンの多くは自国デンマークにもいるわけで、彼らとのやりとりがFacebookなどで行われているのを見ていると、だんだんデンマーク語を知らないばっかりに、私もその話に加わりたいのに、分からない・・・と寂しい思いをするようになってきました。ちょっとした嫉妬?

そんな時に、多くの楽曲をデンマーク語で歌っているシンガーソングライターさん、Christian Brønsの世界にくぎ付けに。この機会にちょっとデンマーク語に入門してみるのも悪くないかな?といま、熱が上がっているので、買ってみました。さぁ、少しでも門をくぐってみよう!

実は、下記の写真にあるように、ここ数年の間にちょっとずつデンマーク語のテキストや辞書は買いそろえつつあったのですが、いかんせん初心者向きのテキスト・・・のようですが、語学アレルギーのある私にはとっつきにくい内容で、何からやったらいいのか分からず。というわけで、なんでこんなにも古い文法書を買ったかといいますと、最初に発音についてのレクチャーはありますが、その後はさっそく名詞の性や格などの項に入ります。まぁ、何はともあれ今日からこのテキストを先生としてやってみます。

こちらは今までに買ったデンマーク語関連の書籍や辞書。辞書は時々引くのですが、発音がわからないのと、使い方の例文がないのがとっても残念。ただでさえ藁でもつかむような状態なのに・・・。でも、その前に文法書でざっと一通りデンマーク語の基礎をつかもうと思います。古本などでCDのついていないものを買ってしまっているので、CDの音源付は『デンマーク語のしくみ』(鈴木雅子著、白水社、2009年7月)についていた小さなCD1枚のみ。まぁ、まずは読んで理解できるようにすることが目標なので、このまま進んでみます。